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2026.08.20
築10年から15年ほど経過したお宅を訪問すると、外壁の汚れや小さなひび割れを気にされている方が大勢います。
ですが、外壁だけに目を奪われていると、実は大きなコストの損をしてしまう可能性があります。
一般的な2階建て住宅で外壁塗装を行う際、どうしても必要になるのが仮設足場の設置費用。
この足場費用だけで、1回あたり15万円から25万円ほどの出費になります。
もし外壁だけを塗り直して、3年後に屋根の傷みに気づいて再度工事を頼むと、また同じ額の足場代がかかってしまうわけです。
プロの現場では、外壁と屋根の工事を絶対に一度の足場設置でまとめるようアドバイスします。
同時に作業を進めることで、足場費用を丸ごと1回分浮かせられるのはもちろん、高圧洗浄の工程も1日で一気に終わらせることが可能。
高圧洗浄機は150kg超の強力な水圧で屋根の苔や外壁の旧塗膜を削ぎ落とすため、別々にやるとご近所への挨拶や飛散防止シートの張り出しも2回行う破目に。
さらに塗り替えの現場手順として、必ず「屋根から塗る」のが鉄則。
塗料の雫が下に落ちるリスクを考えれば当然の順番ですが、屋根の斜面で作業する職人の安全帯を引っかける器具も、足場があるからこそ強固に固定できます。
弊社でも「予算がないから今回は壁だけ」と言われることがありますが、5年後の出費まで計算したトータルコストを提示すると、9割以上のお客様が同時施工を選択されるほど。
足場を組んだついでに雨樋の交換や2階の波板張り替えまで済ませてしまえば、人件費も大幅に削減。
住宅全体のメンテナンス周期を揃えることこそ、一番賢い節約術と言えるでしょう。