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2026.06.20
キッチンは毎日使う場所だからこそ、リフォームを考え始めると夢が膨らみます。
「海外ドラマのようなアイランドキッチンにしたい」
「最新の食洗機を入れて家事を楽にしたい」
こんなご要望をいただきます。
しかし、理想を形にするには、見た目のデザイン以上に水道工事や電気工事といった見えない部分の設計が肝心です。
リフォーム業者がキッチンの打ち合わせで最初に見るのは、実はデザインではなく床下や壁の裏側になります。
なぜなら、シンクの位置を数メートル動かすだけで、排水の勾配を確保するために床を高くしなければならなかったり、追加の配管費用が発生したりするからです。
「今の場所から少しだけ動かしたい」
そんな時、弊社ではまず構造的に無理がないか、そしてその変更が費用に見合うメリットを生むかを徹底的に検証します。
具体的な数字で言うと、キッチンの作業動線はワークトライアングルという考え方が基本になります。
シンク、コンロ、冷蔵庫の3点を結んだ距離の合計が3.6メートルから6メートルに収まると、驚くほど料理がスムーズになります。
これに加えて、コンセントの位置も重要です。
最近はキッチン家電が増えているため、炊飯器やケトル、ミキサーなどを同時に使ってもブレーカーが落ちないよう、専用回路を増設する電気工事もセットで考える必要があります。
弊社は、ただ設備を新しくするだけでなく、住む人の動きをシミュレーションしてプランを練り上げます。
朝の忙しい時間に家族とぶつからないか、買い物から帰ってきてすぐに食材をしまえるか。
そんな日常の小さなストレスを解消することこそが、本当の意味でのリノベーションだと言えます。